スムーズなお産〜骨盤周りの調整

  1. 会陰まわりのストレッチをし、柔らかく広がりやすく収縮しやすい骨盤底筋を作っていきます。
  2. 骨盤を動かすことで、腸がたくさん動き、便秘解消。大便が詰まっていると産道が広がりにくくなってしまいます。
  3.  血は小腸で作られるので、腸を動かして流れをよくしておくことで綺麗な血液が赤ちゃんに行き渡るようにする。
  4. 骨盤を緩める練習をします。とくに働く女性は、骨盤がしまったまま、緩めるのが難しくなています。骨盤の関節をつなぐ靭帯がかちかちになってしまっているので、その靭帯を緩める体操をします。
  5. 子宮は、仙骨と恥骨に靭帯で繋がっています。妊娠によって子宮が広がってくることで恥骨や仙骨に痛みが出るのはそのためです。ピラティスのpelvic clockという動きで骨盤を柔らかく動かし、仙骨周りと恥骨周りの靭帯を柔らかく伸びやすく整えます。
  6. Kagels(キーグル体操) - 骨盤底筋のうち、特に前側の筋肉を徹底して鍛えます。尿漏れ防止にも効果的。
  7. 胴体周りの腹筋(腹横筋)を作ることによって、産後のdiastasis recti (腹直筋離開、腹直筋が左右に分かれて戻らなくなってしまうこと)を予防します。